ジオクロス ユビファ開発者
ジオファーム株式会社 代表取締役 三尾彰
ジオクロス ユビファ工法は、軽量な戸建て住宅では従来の地盤補強技術ではなく、より安価で環境にやさしい工法で解決したいという思いで開発しました。住宅建築は地盤調査から始まりますが、約70%は何らかの地盤補強や地盤改良を行っています。杭、固化材、締固めなどの方法がとられますが、戸建木造建築はみなさんが思っているより軽いので、大きな建築物で使用する地盤補強法をそのまま採用することは、コストの面も含め、過剰なのではないかと思い、よりよい地盤改良工法を模索していました。
ジオクロス ユビファ工法は、軟弱地盤補強として、道路や鉄道など、土木で広く行われているジオテキスタイルの考え方を住宅補強に応用したものです。シートを敷くというシンプルな工法なので、地下水汚染、六価クロム土壌汚染、振動、粉塵、騒音などの環境負荷がないのが特徴です。最近問題化されてきましたが、土壌汚染物や杭などの人的な地下埋設物があると土地を売却するとき、莫大な撤去費用がかかり、不動産(土地)の評価価格が下がってしまいますが、ジオクロス ユビファ工法はこの問題も心配ありません。さらに、土木用のシート(不織布)は伸びるという欠点がありますが、技術革新し、性能強化を目的にして、高張力な織布、ユビファシートを開発しました。不織布にくらべ、約10倍の張力があるので、敷設は一重でよく、従って施工作業性も高く、高いコストパフォーマンスを実現しました。
技術審査証明も取得し、地盤保証も10年間ついてきます。皆様に安心・安全な環境をより安価にご提案できますので是非ご検討下さい。