砕石パイル工法(サイセキパイルコウホウ)は、軟弱地盤を円柱状に掘削し、堀あがった穴に天然砕石を投入し、砕石の杭(パイル)を構築し、支持力を増加させる工法です。柱状改良に変わる工法として開発され、セメントを使用しないため環境には優しい工法です。また、液状化対策にも有効です。
砕石パイル工法の特徴
適応地盤
- 粘土質、砂質地盤。支持層が必要?
コスト面
- 柱状改良工法よりは安価
環境面
- セメントを使用しないため六価クロムの心配はありません。
- セメントを使用しない為、産業廃棄物となる排土処理は不要。
メリット(柱状改良工法と比べて)
- 環境面に同じ
- 液状化対策に効果がある。
- 安価になる場合が多い。
- 立て直し時に撤去野必要がない。
デメリット
- 掘削後に砕石を投入するため、崩落土が混ざる可能性がある。
- 砕石の転圧に不安がある。
その他
- 特許工法。
一般財団法人 日本建築総合試験所(GBRC)
建築技術性能証明-GBRC性能証明第09-20号・GBRC性能証明第09-20号 改2
※弊社では取り扱いはしていません。工法説明は弊社で独自で調べたことを記述していますので、詳しくは取扱店に確認下さい。