ETP-G(アーステンダーパイル・・・Gの略語はわかりません)工法は、鋼管の先端に円形の拡底翼と正三角形の補助掘削刃を溶接接合し、回転させることによって地盤中に貫入させる、回転貫入鋼管杭です。 拡底翼の一部を切り欠き30°の勾配で上下に折り曲げ、回転貫入時に大きな推進力が得られる形状としています。
回転力が推進力となり地盤に貫入するので、騒音・振動が極めて少なく、通常の地盤での施工では発生土がありません。設計は SWS試験結果またはラムサウンディング試験結果により可能で、また、コンパクトな施工機械により狭小現場、高さ制限のある現場での工事が可能です。
ETP-G工法の特徴
適応地盤
- 基礎ぐいの先端地盤:砂質地盤(砂礫地盤を含む)
- 基礎ぐいの周囲の地盤:砂質地盤及び粘土質地盤。
環境面
- 回転力が推進力となり地盤に貫入していくので、騒音・振動が極めて少なく施工できます。
- セメントを使用しないため六価クロムの心配はありません。
- セメントを使用しない為、産業廃棄物となる排土処理は不要。
- 地盤や地下水を汚染することもありません。
メリット
- 鋼管系をを変えることにより木造住宅から中層建築物まで幅広く対応できる。
デメリット
- 軟弱な地盤が深い場合に摘要されるため、費用が嵩む。
- 支持層が無い地盤では施工できない
- 建替え時の撤去費用が嵩む。
その他
- GBRC 性能証明 第09-19号(改2)
※弊社では取り扱いはしていません。工法説明は弊社で独自で調べたことを記述していますので、詳しくは取扱店に確認下さい。