新築時に庭をつくる場合、庭園の設計や計画(築山、池、水路など)にもよりますが、家を建てたあとの最終工事になる場合が多いです。基礎掘削時や土間掘削時に発生する掘削土を有効活用するためにも、事前に造園屋さんと打ち合わせし、基礎・外構施工時に一緒に施工することによりコストダウンに繋がります。
水を引き入れる場合
池などの水を引き入れる作業がある場合、建物下の地盤に水の影響がでないように計画する必要があります。水路、池自体を防水性の高い製品を使ったり、自然にこだわる場合は、地盤を改良することで、水による地盤被害は軽減できます。
築山
築山をまるごと、赤土、黒土、などの庭土でつくる必要はありません。基礎、外構施工時に発生する掘削土で整形し、表面を庭土で覆う事により、残土処理は少なくなり、無駄な費用を削減できます(掘削土の土質による)。
先に出来る作業は先にする
庭工事をまるごと最後の工程にすると、建物の配置や大きさによって、重機やトラックが入らないため人力作業になり、割高になり場合があります(作業スペースや搬入路が確保出来ない場合)。その場合は建物が立つ前に、先工程でできる作業を重機等を用いて施工しておけば、人力作業を減らすことにより費用を削減出来ます。