ジオクロス ユビファの施工実績

織布を用いた砕石地業補強工法開発にあたって、従来のシートを使用した軟弱地盤対策工法で使用している土木用不織布シートは、土圧吸収量を多くすることを目的として伸率が大きくなるように作られていました。

しかし、極僅かな誤差も認められない建築基礎では、高張力で伸びない資材が求められます。そこで、縦糸に高張力繊維を原料とする織布を使用することで、従来工法と比較して、少ない資材で支持力が高まり、安全を確保することができるようになりました。

以下、工法の沿革です。

ジオクロス ユビファ工法の沿革

  • 平成10年   土木工事に使用されていた土木用不織布デュポン㈳タイパーSFに着目し建築物の地盤対策用への転用に向け、開発に着手。
  • 平成10年10月施工第一号 宮崎県延岡市にて民間住宅軟弱地盤対策
  • 平成14年 1月平板載荷試験実施

平成14年10月  ジオクロス工法 特許取得(特願3782770号)
* この間施工件数が増加してくる

  • 平成16年 5月佐賀県有明地区にて戸建て住宅軟弱地盤対策工法試験開始
    (財)住宅保証機構・独立法人建築研究所・佐賀県土木建築技術協会等
  • 平成18年 3月佐賀県有明地区住宅地盤対策調査終了
    佐賀市内ジオクロス施工住宅を調査
  • 平成18年 3月ジオクロス研究会にて宮城県における水槽載荷試験実施
  • 平成19年 9月宮城県における実大実験
  • 平成20年   高張力シート(ユビファシート)開発に着手
    特許出願(特願5075888)
  • 平成21年   高張力シート(ユビファシート)平板載荷試験実施
    実際の家屋で施工始まる

ジオクロスユビファ工法の施工実績一覧(一部抜粋)

伊田直樹設計事務所 富山県富山市 木造2階

他の実績については、ただいま準備中です。
新工法であるジオクロス・ユビファは、2015年6月現在までの施工実績は302件です。

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