安全面
一番大事な事は「建物を傾けない」地盤をつくることです。様々な角度から検討し最適な工法をご提案します。
コスト面
「建物を傾けない」地盤をつくる際、コスト面に関しては2点の配慮が必要と考えています。
① 工程時のコスト面
地盤をつくる際の設計時に、過剰な強度・量で見積もれば、より安全な地盤を作れるかもしれませんが、その分費用もかさみます。地盤改良だけでなく、それらに付随する工程も考えながら、少しでも無駄を削減し、コストダウン繋がる方法を見つけます。
*詳しくは[article include=”488″]地盤を知るをご覧ください。
② 将来的なコスト面
不動産鑑定評価基準が改正さた事により、地中の埋設物も土地履歴として正確に評価されます。残念ながら地盤改良に伴う埋設物などはマイナス要因として判断され、その土地の地価・資産評価価格は下がります。更に、埋設物の撤去費用は売り手の負担になる可能性が大きいため撤去費用が発生します。
環境面
・改良工法の中には六価クロムなど、公害につながる恐れもあります。セメントの種類や特徴など的確な対応を提案致します。また、セメントを使うことで産業廃棄物(セメントが混ざった残土や地盤・杭、鋼管など)の処理のリスクもご説明します。
※コスト面から選ばざる得ない場合もありますが施工時の対応で少しでもリスクを回避いたします。
・近隣住民への騒音対策は、重機の小型化に成功している工法を採用することで回避できます。
工程面
コスト面からの検討も踏まえ、工程面からのコストダウンも提案いたします。
総合判定
上記の項目を踏まえ様々な角度から分析し、ご提案させていただいています。家づくりのスタートとなる「地盤仕事」です。家の土台となる地盤をつくりあげて、基礎屋さんや大工さんへ家づくりのバトンをしっかりとお渡します。