YSパイル工法は、円盤状の掘削刃を先端に取り付けた鋼管杭を、地中の支持層まで回転貫入させる、地盤補強工事です。国土交通大臣の認定と(財)日本建築センターの認定を受けた、信頼性の高い工法です。 本工法では独自の「施工管理システム」を開発することにより、確実な施工精度と安心の杭性能を確保することができました。
一般住宅に限らずその他小規模建物や擁壁の基礎など、YSパイル工法は、地盤の補強を必要とするさまざまな箇所への適用が期待されます。
特徴
適応地盤
- 砂質地盤・礫質地盤・粘土質地盤。
コスト面
- 杭の構造がシンプルなため杭自体の加工費が安価
環境面
- 小型の施工機械を使用できるので、低振動・低騒音・残土排出の必要がありません。
- セメントを使用しないため六価クロムの心配はありません。
メリット
- 施工機械がコンパクトなので、狭い敷地や狭い搬入路でも施工が可能です。
- 支持地盤に直接貫入し支えられるため沈下しにくい。
- リアルタイムで施工管理記録を確認できるため、確実な打ち止め管理が行えます。
- 杭は逆回転で引き抜くことができ、撤去作業が容易で再利用も可能です。
- マニュアル化された管理体制の確立により、工期短縮が図れる。
デメリット
- 軟弱な地盤が深い場合に摘要されるため、費用が嵩む。
- 支持層が無い地盤では施工できない。
その他
- 国土交通省大臣認定番号:TACP-0238(砂質地盤)
- 国土交通省大臣認定番号:TACP-0239(粘性質地盤)
※弊社では取り扱いはしていません。工法説明は弊社で独自で調べたことを記述していますので、詳しくは取扱店に確認下さい。
YSパイルの鋳鉄製掘削刃は回転貫入力が強く、掘削スピードが速いため、施工全体のスピード化を図れ、また、低振動・無排土施工が可能です。
さらにYSパイルは杭の構造がシンプルなため杭自体の加工費が安価で、マニュアル化された管理体制の確立により、工期短縮が図れ、高い経済性を実現することができます。 お客様の状況にあわせ出来うる限り出費を抑えて、弊社技術をご提供させていただきますので、沈下修正工事をご検討中の家主様、液状化・地盤沈下でお困りの家主様は、ぜひ一度弊社へご相談ください。