検討事例1:柱状改良→ジオクロスユビファ 30万円以上の費用削減

相見積りの事例紹介01

地盤改良工法は技術革新により様々な工法が出てきています。全ての地盤において他工法が施工できるわけではありませんが、中には環境を汚染せず、工期も短縮しコストダウンに大幅に繋がる工法もありますのでご紹介させていただきます。

相見積りの事例紹介01

お客様から相見積もりの依頼を受けましたので、検討させていただきました。
条件は下記のようになっていました。

  • 地盤調査の結果、地盤改良の必要あり。
  • 柱状改良40本深さ5.0m・施工費用100万円(改良残土処理含む)。
  • 下坪約20坪の木造新築住宅(2階建)

地盤調査報告書から再設計した結果

  • 地盤改良の必要あり。改良深度、現地盤より-4.5m。
  • 調査結果から改良の必要性を確認し、柱状改良工法にて設計したところ、
    柱状改良41本深さ5.0m・施工費用100万円(改良残土処理含む)との判定。
  • 工期は養生期間含め10日間(施工は3日)

当社でも実際に地盤改良をするなら…ということで頂いた地盤調査報告書から同じ改良工法での再設計したところ、施工費用は100万円はかかるという結果になりました。

ただ、当社では他に最適な地盤改良方法があるのではないかということで調べた結果、ジオクロス・ユビファシート工法の方がありましたので、検討してみてみました。

他工法での検討

  • 地盤調査結果から『ジオクロス ユビファシート工法』にて対応可能な地盤のため、同工法にて設計。
  • 鋤取・砕石基礎・転圧・シート敷込・基礎砕石・防湿シート敷込・捨てコンクリート・残土処理(基礎下鋤取処分)まで施し、70万円の判定。
  • 工期は捨てコン打設まで入れて2.5日

このように、対象の地域の地盤状況から最適な改良工法を選ぶことで、施工費用はもちろん、工期まで短縮することができました。
相見積りでの結果をお客様にお伝え・説明したところ、非常に喜んでいただけました。(もちろん、施工方法はジオクロス・ユビファシート工法を使いました。この工法の詳しくい解説はこちら

 

お客様(工務店様)からのお話

施工業者相見積でお願いしたが、価格差が30万円、施工期間が短いため、施工を頼んだ。ジオクロス工法は初めてだったが、地盤保証がしっかりしているため、地盤改良(補強)に対する不安はなかった。

実際に施工して思ったのが、70万円の施工費の中で、基礎型枠を組む手前までの作業がはいっていることに驚いた。実質、50万以上のコストダウンに繋がった為、感謝している。

弊社担当者:奥井良樹

ワイズ イノベーション奥井こちらこそ、よろしくお願いいたします。地盤改良の判定は地盤保証会社や検討者によっても変わります。様々な角度から検討し、少しでもコストダウン、環境対策につながればと日々精進してまいります。

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弊社は富山の会社ですが、県外でも全国に協力会社がいますので対応可能です。どしどし相談・質問してください。お待ちしております。

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    他にも下記のような事例がありますので、興味がありましたら確認してみてください。

    歩行者用アーケードにジオクロス ユビファ工法を使用できますか?

    ジオクロス・ユビファ(UV-fir) 土のう施工解説書01

    歩行者用アーケードにジオクロス ユビファ工法を使用できますか?
    地盤調査(ボーリング)の結果、7mの柱状改良の判定が出ました。延長20m・幅5m鉄骨仕様です。荷重的には1t/㎡(設計)です。現在柱状改良で検討していますが、ジオクロス ユビファ工法での施工は可能でしょうか?

    結論から言うと、施工は可能です。詳しくは地盤調査データー分析後の工法検討になりますが、仮に地耐力が0で、7m下部に支持層があると考えると、土のうを併用したジオクロスユビファ工法を摘要できます。(なお、アーケードの基礎はベタ基礎に限る)7mの柱状改良と比較すると、費用的にも環境的にも優れたご提案ができると思います。地盤調査データーと建物計画図面を送っていただければ、詳細な内容及び検討書、お見積りを提出させていただきますので、お気軽にご連絡ください。

    ジオクロスユビファ工法と土のうを併用した軟弱地盤対策例

    地耐力ゼロ、下部に支持地盤がある場合、適応されます。

    ジオクロス・ユビファ(UV-fir) 土のう施工解説書

    地盤調査結果に基づいたジオクロス・ユビファ(UV-fir)の施工審査を行った際、土のうを使用する場合がございます。
    地盤のバランスや、建物の加重など、過度な負担によって沈下等の可能性が考えられる場合に、下記土のうを使用いたします。

    ① 土のう施工断面図

    ジオクロス・ユビファ(UV-fir) 土のう施工解説書01

    ② 土のう写真

    • 寸法2m×2m×200㎜

    ジオクロス・ユビファ(UV-fir) 土のう施工解説書05

    ③ 土のう設置場所の掘削

    • 上記寸法のサイズを、施工図面でしてされた位置を掘削。
    • 土のうを設置する直前、設置予定の中心部にスコップ2~3杯の小さな山を作り、土のうをずれにくくする。

    ジオクロス・ユビファ(UV-fir) 土のう施工解説書04

    ④ 掘削位置に土のう設置と砕石を入れる

    • 土のうに0~40㎜の砕石を入れる

    ジオクロス・ユビファ(UV-fir) 土のう施工解説書03

    ⑤ 土のう設置完了

    • 砕石敷き込及び転圧は、この土のうを設置したのちに行います。

    ジオクロス・ユビファ(UV-fir) 土のう施工解説書02

    【地盤改良を検討】見積が150万円できています。費用削減したいけど、安くなりますか?

    地盤改良の価格の悩み

    地盤改良柱状改良工法、3.5m/28本で150万円の見積が来ています。建築面積は約80平米ぐらいです。地盤調査の結果は扇状地でGL-3000m付近で支持地盤(20N)があります。GL-3000mまでは50~100kg自沈があります。ジオクロスユビファ工法での施工は可能でしょか?それと施工金額はいくらぐらいになりますか?

    (建築士K.O)

    お問い合わせありがとうございます。地盤調査報告書を確認してからの詳細見積になりますが、上記地盤調査結果からの推測ですとジオクロスユビファの施工は可能です。支持地盤も平坦だと推測できますので大丈夫です。

    施工価格の方も建築図面(平面図・基礎伏図)を拝見してからの見積になりますが、ジオクロスユビファの施工は高く見積もっても450,000円ぐらいで施工できると思います。(施工配置図面作成、施工、報告書作成、地盤保証)この他に設計根切り底よりも+100~150程掘削していただき、砕石を敷き込み、転圧作業が加算されますが、残土処理も含めて350,000円程で出来ると思います。建築士K.O様の基礎やさんに下地(ジオクロスユビファ施工前まで)を作っていただだくことも可能ですので、その場合は、下地施工の注意点をお伝えします。管理写真も要点毎に撮影していただければ問題ありません。すべてこちらから指導しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

    ご検討いただける場合、地盤調査報告書と建築図面(現場地図、平面図、基礎伏図)を送っていただければ、詳細お見積りをさせていただきます。価格的にも十分なご提案をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。