地盤沈下(じばんちんか)

地盤沈下例地盤沈下(じばんちんか)は、地表面が沈下する現象です。建物に関わることでお話すると、建物下の地盤が沈下することにより、建物が傾いたり(不同沈下)、建物全体が沈下(平等沈下)します。
原因としては軟弱層に建物荷重がかかり、軟弱地盤が圧密を起こし沈下したり、地下水の影響により地盤が緩み沈下したりします。そのため、建物を建てる場合は、地盤調査をし、地盤沈下を起こさないように対策する必要があります。

その他の地盤沈下の原因

自然沈下

  • 地殻運動(ちかくうんどう)
    地球の内部の地質作用にて地殻が変形することで、地殻変動と呼びます。火山活動もこれにあてはまります。
  • 堆積物の収縮
    礫や砂、泥などの岩石片や鉱物などが堆積し重なるが、ルーズな状態の土砂である(軟弱地盤)。自然の作用により収縮するため、地盤沈下が起こる場合がある。

人為的要因

  • 地下水の過剰採取
    融雪や工場用水、ビル用水に使用するための組上げ

建物関わる地盤沈下は地震などによる自然災害を除き、しっかりと地盤を把握し対策することで防ぐことが出来ます。東日本大震災に於いて、液状化現象が起き、かなりの住宅に被害がありましたが、液状化による被害を防いだ工法もあります。

液状化対策のご相談は下記のリンクよりお気軽にご連絡・お問い合わせ下さい。

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